第102回
去る2025年1月29日に「第102回アスファルトゼミナール」を対面・オンラインのハイブリッド形式で開催しました。合計でおよそ400名の方々にご参加頂きました。
ゼミナールでは、「舗装の劣化メカニズムと長寿命化」をテーマに国土交通省様をはじめ、舗装分野で見識の高い講師の皆さまにご講演いただきました。
中長期視点での道路行政の動き、積雪寒冷地の道路損傷メカニズム、アスファルト混合物の微視的計測による劣化メカニズム、高速道路の長寿命化の取り組みなど、現状と課題を分かりやすくご講演いただきました。また、弊協会からは舗装用アスファルトの供給体制とアスファルト運送に関して、アスファルトの中長期安定供給に向けた課題を報告させていただきました。
今回のアスファルトゼミナールに関するアンケートを行った結果、「とても参考になった」62%、「少し参考になった」33%と、合わせて95%の方が「参考になった」とご回答いただきました。(回答総数962件)
来年度のゼミナールにつきましてもハイブリット形式での開催を考えておりますが、詳細が決定次第、弊協会ホームページにて掲載を予定しております(2025年12月頃を予定しております)。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
第102回アスファルトゼミナール -舗装の劣化メカニズムと長寿命化-
(敬称略)
2025年1月29日(水)
10:00~16:50
1.
挨拶
- 一般社団法人日本アスファルト協会 代表理事
- 山本 真
2.
来賓挨拶
- 国土交通省 道路局長
- 山本 巧
3.
挨拶
- 一般社団法人日本アスファルト協会 舗装技術分科会 委員長
- 三浦 真紀
4.
道路行政をめぐる最近の話題について
- 国土交通省 道路局 企画課 道路経済調査室長
- 廣瀬 健二郎
5.
積雪寒冷地の道路損傷メカニズムと対策
- 国土交通省 道路局 環境安全・防災課長
- 水野 宏治
6.
大型放射光施設SPring-8によるアスファルト混合物の微視的計測
および劣化機構解明に向けた挑戦
- 京都大学 経営管理大学院 特定教授
- 瀬尾 彰
7.
高速道路の舗装の長寿命化に関わる取り組み
- 株式会社高速道路総合技術研究所 道路研究部 舗装研究担当部長
- 松本 大二郎
8.
舗装の長期保証制度について
- 一般財団法人国土技術研究センター 道路政策グループ
道路管理チームリーダー 首席研究員 - 三屋 竜一
9.
舗装用アスファルトの供給体制と物流課題について
- 一般社団法人日本アスファルト協会 事務局
- 遠西 智次
10.
舗装の長寿命化に向けたポリマー改質アスファルト
- 一般社団法人日本改質アスファルト協会 技術委員
- 小柳 智子
11.
長寿命化に資するアスファルト乳剤技術
- 一般社団法人日本アスファルト乳剤協会 技術委員
- 高島 伸知
12.
長寿命アスファルト舗装 ―世界各国にもたらされた変化
- ヨーゼフーレッテンマイヤー&ゾーネ社道路舗装事業部責任者
- ホースト エルドレン